アップデートされた blender 3.0 のレンダリングスピードをテスト

koishiです。先日3Dソフトのブレンダーが3.0へメジャーアップデートされました。

フリーで有名なこのブレンダーですが最近ではマイクロソフトやアップルも開発に協力したりとユーザーが確実に増えてきているようです。

https://www.blender.org/

そして今回の3.0ではレンダリングのスピードがなんと5倍になったとのことで半信半疑の中、早速試してみました。

とりあえずテスト用に 下記のサンプルデータを今までのバージョン2.93でレンダリング

→ 4分54秒

そして3.0をインストール

早速レンダリングしたところレンダリング時間はほとんど変わりなし。何かがおかしい…..

どうやらビデオカードのドライバーが古かったようでNVIDIAから最新版を落として再起動。そしてGPUレンダリングを選択して再度レンダリングしたところ….

なんと58秒。噂通り5倍速いは本当でした。今まで何だったんだというくらい早くなってます。同時に画面のプレビューもはっきり体感できるほど早くなってました。レンダリングエンジンがかなり最適化されたようです。しかしノイズに関しては今のところ言われているほど減った感じはないですね(この辺りはしばらく使っていかないとわからないようです)

2.9でもすでにレンダラーとしてプロダクトデザインの業務でも十分使えるクオリティだったので今回のスピードアップはかなり助かりますね。特に仕事で使うとなるとこういった作業性やスピードの向上は変な機能が追加されるアップデートよりよっぽど助かります。

それにしても数十年前Mac用の3Dソフトを大枚はたいて自腹で買っていたころを考えるとこれがフリーで手に入って数年落ちのPCでも問題なく3Dができてしまう現代はほんとに恵まれてますね。(何せ今はそこら辺に転がってるPCとフリーソフトだけで映画作れてしまうくらいですから….)

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