なぜ守備範囲が広いのか。
ゼノデザインの守備範囲が広いことを、お客様に指摘していただくことがあります。
確かに、事例集を改めてみると、何でもデザインする会社なんだと思われるかもしれません。こうなったのは、私たちがE社(アーカイブご覧ください→)という広告プロダクションが主体のデザイン事務所出身であったことにあります。広告代理店が広告プランニングと連動した製品開発をクライアントに提案する際、E社が大変便利なプロダクションだと評価されていたからです。その過酷(!?)な環境がどんなテーマでもこなす胆力として鍛えられたのかもしれません。例えば赤ちゃんの抱っこ具のような縫製品は、純粋なプロダクトデザインからは外れます。変わったところではトイレットペーパーのエンボスパターン、これもプロダクトデザインから外れます。さらには、展示会ブースデザインは長く手掛けています。ブースのデザインだけではなくそこで使われる映像制作やライブアトラクションの運営管理全般なども行ってます。
デザイナーとハサミは使いよう。
お客様にデザインの仕事を説明するとき、こうお話ししています。デザイナーはあくまで道具です。道具以下でも以上でもありません。使っていただくお客様しだいで、どのような結果にもつながります。たとえばハサミのように使い方にコツがあります。慣れない方にはちょっとしたコツもお教えします。きれいに切れるものもあれば、切れないものはどう頑張っても切れません。要は何を切るかです。目指すものが見つかれば、あとは切るだけ。切れ味には自信があります。
たとえばこんなデザインも、
● 設計者のためのデザインセミナーの開催。
デザインセクションのない設計・開発部署に、デザインの基本的知識を知ってもらうセミナー行ってます。事前に課題をだしてワークショップ形式で進行することもできます。どうしたら小さく見せられるのかなど、基本的な質問に丁寧にお答えします。堅ぐるしくなくゲラゲラ笑いながら楽しめるセミナーです。
● 色彩計画カラーリング委員会。
例えば、企業のブランドカラーを決定するとき、一方的に色の提案をするのでなく、企業内の若手スタッフで構成するカラーリング委員会を組織します。その委員会では企業の特色は何なのか徹底的に話し合い、企業の魅力をさぐります。その中から必然的に望まれる色を導き出します。その結果、この色はみんなで決めた色、という覚悟が発生します。この覚悟が企業のブランドの種につながります。
● 縫製モノも得意です。
ゼノデザインにご相談いただく案件に身に着けるものやバッグ/カバーを含んだデザインのご依頼があります。このようなプロダクトとファッションの境目のようなデザイン案件もお任せください。弊社デザイナーが実際にミシンと針で縫いながらデザイン検討します。この縫製モノ&プロダクトといったアイテム、実は私たちの身の回りに結構あります。例えば子供や学生が使う水筒は必ずカバーと水筒がセットで使われています。ゴルフやテニスラケットのバッグやカバーなどはこういった縫製もののデザインが非常に重要です。また携帯型の医療機器などもカバーやバッグが多く使われてます。
● モデルも作ります。
簡単なペーパーモデルから高精度なデザインモデルまで目的にあわせたモデル製作も積極的に行ってます。今ではCGやVRの発達により画面内だけで確認を済ませがちですがゼノデザインでは早い段階でデザイナー自身が紙や発泡材を使い実寸大のモデルを製作します。それはやはりリアルな大きさや使いやすさなどは実寸モデルを手に取らないと分からないことがたくさんあるからです。またこのモデルを随時関係者に確認してもらうことでより早い段階でのイメージの共有とスムーズなプロジェクトの進行が可能になります。
● ロゴやグラフィックデザイン、プロモーションビデオ等の動画制作など。
ロゴやCIマニュアルの作成、パンフレットやカタログ制作。製品のプロモーションビデオや製品に関するアプリ等の開発などプロダクトデザイン以外のデザインも行ってます。
有限会社ゼノデザイン
業務内容
・プロダクトデザイン
・工業デザイン
・インダストリアルデザイン
・GUIデザイン
・カラーリング・グラフィックスデザイン
・パッケージデザイン
・デザインコンサルティング
・展示会ブースデザイン・施工
・デザインモデル製作
設立:1993年4月
代表:小石 和則
住所:〒112-0004 東京都文京区後楽2-2-20 井上旭門ビル2F
◆デザインに関するご相談やご依頼は下記の電話もしくはメールにてお気軽にお問い合わせください。