大阪中之島美術館オープン

建築ウオッチャー山中です。

https://nakka-art.jp/

中之島美術館が今年2月にオープンしました。コロナが収まったら見に行こうと思っていたのですが、一向に収まる気配なし。見に行けないので、カーサブルータスの記事からご紹介しましょう。

https://casabrutus.com/architecture/194215/2

記事によると、中之島美術館は、市の財政難などによって着工まで40年かかっているようです。それだけになかなか力の入って美術館になっています。美術館の建築は建築の中でも別格の位置づけにあります。都市の景観にとって、美術館は間違いなく都市の顔になります。それだけに建築家の選定が重要になります。今回のプロジェクトに選ばれたのは遠藤勝彦建築研究所です。遠藤氏にとっても間違いなく代表作になるでしょう。

http://www.e-a-a.jp/index.html?target=2

外観は巨大な黒いキューブが浮いているような印象です。なるべく、構造物が見えないように、巧に設計されているのでしょう。不思議な外観です。コンセプトは「パッサージュ」、通路を意味するフランス語のようです。コンセプト通り、1階部分は通り抜けることができるようです。1階の写真はないので、CGから想像するしかないのですが、楽しそうな空間です。中之島美術館、ぜひ行きたいものです。

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