現代アートマニア山中です。先日、六本木ミッドタウン21_21DesignSightに「2121年 Futures In-Sight」展を観てきました。
今回の21_21はデザイン展ではなく、現代アートのインスタレーションでしす。デザイン展を期待して行かれた方は少し戸惑うかも。
展覧会ディレクターは雑誌ワイアードの編集長、松島倫明氏です。とわかれば、会場のスノッブな雰囲気がWIREDぽいなと合点が行くはずです。
なぜ「2121年 Futures In-Sight」かと言えば、2021に100年を足すと2121になります。未来を語るのに相応しい100年後と考え2121年とタイトルにしたようです。もっとも今年は2022年ですけどね。会場に入ってすぐのスタートはビッグバンです。ウワァここから始めるんだ、という感じでした。
そして、ここが1番の見どころ、そうですタイムトンネル!昭和のNHKの海外ドラマです。
まあ知っている人は知っています。
このゲートをくぐるとメイン展示場です。
それぞれの作品は、未来をお題にした現代アートの大喜利みたいなものです。
立体にした作品、文章だけを展示した作品、それぞれ作者の未来感が表現されています。
この展示を見て未来に明るい展望は持てないでしょう。
昨今の事情を考えると未来に期待しないほうが心の健康のためにはいいかもしれません。
このぐらいの期待感でちょうどいいと思います。