荏原製作所 富津工場見学

itoです。先日、弊社のクライアントの一つである株式会社荏原製作所の富津工場を見学する機会に恵まれましたので簡単ながら様子のレポートをいたします。

新型コロナの影響で4年ぶりに行われた個人株主向けの工場見学会で抽選で30名ほどと狭き門の催しですが、幸運なことに製作所OBで株主の方から仕事の参考になればとお誘いいただきました。

当日は羽田の荏原本社に集合し、事前に簡単なブリーフィングの後、バス3台に分乗してアクアライン経由で富津事業所に向かいました。本社からは渋滞などなければ約1時間の道のりです。普段は本社と富津事業所の間にバスが往復しているそうです。富津事業所に到着後、事務棟で今年度のIRや新しいカンパニー制の振り分け、富津事業所の概要と見学に当たっての注意事項などの説明をいただきました。

富津事業所は主にインフラカンパニーの製品を製作されており大型の受注案件が主です。工場内の見学は各10名ほどのグループ3つに別れてそれぞれ説明担当の方が2名ついていただきました。工場内はヘルメット・防護メガネを着用し説明用のイヤホンと受信機をお借りして装着します。

巨大なポンプ類の実製作工程や試験状況、納品後にメンテナンスで戻ってきた製品の工程など大変興味深い説明をいただき仕事上でもとても参考になりました。また工場内はきちんと整理整頓がなされており安全管理の面でも大変気を使われております。なお大変残念ですが、機密保持の観点から工場内での画像撮影は一切禁止となっており、これはいたしかたない事と思います。また創業時のメモリアルルームにもご案内いただき当時の手書き図面なども拝見することができました。最後に見学後事務棟に戻って質疑応答をし、記念品を頂きました。

今期の業績は過去最高とのご説明がありましたが、グローバル化た進む状況でこの分野の競争も今後激しくなることは予想されます。ただ実際の現場・技術を拝見して、これまで積み上げてこられた知見や技術はトップレベルのものでありそれを継承していくことができれば今後も世界を牽引する企業として成長されると感じました。帰路もアクアラインを通り、京急・モノレールの天空橋駅で解散となりました。今回は大変貴重な体験をさせていただき関係各位の皆様に感謝申し上げます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です