社長の思い出ノート:10

暖炉型ストーブ

Sデン社暖炉型ストーブ


現在は解散してしまいましたがSデン社ストーブ事業部の意欲的プロジェクトです。簡単に言えば暖炉型ストーブ。ゆらゆらと炎がゆれる暖炉のような石油ストーブを作ろうと
していました。
時代はバブルに浮かれる時代の真っ最中、高級品開発に各メーカーしのぎを削っていました。
このストーブもアルミ無垢材の削り出し、天然大理石の曲面加工など贅沢三昧の仕様でした。
モックが完成した時点で、バブル景気が急速にダウン。残念ながらモックの段階で開発中止に
なりました。その当時のE社(勤務していた会社)は企業のプロトタイプデザインを多く手掛けていたので、いつも驚きのあるデザインを目指していました。
コストを尊重した普通のデザインをバカにしていたのかもしれません。今思えばですが。

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