エモい写真

koishiです。本年もよろしくお願いします。
最近古いカメラがエモいとのことで年末に昔使っていたKonica BIGminiを引っ張り出し四半世紀ぶりにフィルムカメラで各所を撮影。

撮影を始めると撮り直しができない&絵が確認できないという今では苦行のようなフィルムカメラの使い方をすっかり忘れてた自分に気づかされます。そして現像後のプリントはつい先日の風景なのにエモい色合いとぼけ具合でどこかなつかしいテイスト。

撮るものすべて昭和な感じに…

さらに懐かしグッズを撮ったりするとエモさ倍増。

最新のタワマンもサンシャイン60のような懐かしい感じに映ります。

現代のスピード感からするとかなりの不便さを強いられますが正月の空いている都内を昔のカメラ持って歩くとタイパ/コスパに浸りきったスマホ生活から少し脱却できた気がします。(30年前はこんな仕事や時間の流れだったのを思い出しました)スマホのカメラ無いほうがかえって生活や仕事が充実してさらに物の価値を改めて実感できるもしれませんね。

年末年始のお知らせ

後楽園は雲一つない晴天でイチョウの紅葉真っ盛りです。
今年も残すところあと3週間、おかげさまで今年後半は特に忙しく一年があっという間でした。そしてゼノデザインでは、下記の期間を年末年始休業とさせていただきます。
「年末年始休業期間 2024年12月28日(土)~2025年1月5日(日)」まで。何卒ご了承のほど、お願い申し上げます。

‘chopsticks’ booster catch!

先ほどスペースXが行った5回目の軌道飛行試験。今回注目の的である1段目ブースター「Super Heavy」が地上に戻り、台についた箸!?で空中キャッチする離れ業が見事成功。

6分30秒くらいからの映像は驚異的。繊細さと力技が1つになったすさまじい技術力で何回見ても信じられない光景です。

御茶ノ水

koishiです。暑さも和らいだので久しぶりにお茶の水散策。

聖橋から秋葉原方面への眺め。観光客に人気の写真スポット。

聖橋の西側は駅の拡張工事が進んでます。

JR御茶ノ水駅はすでにリニューアルオープンしていて驚くほど現代的になりました。(昔の御茶ノ水駅はエレベーターもなく通路もホームもかなり狭かった….)

もう10年以上も前になりますが日立製作所本社跡地は複合施設のsola cityに生まれ変わってます。

美術/デザイン/建築系にはおなじみの画材屋さんLEMONといずみや(!?)は昔のまま健在です。ゼノデザインからも近いのでとても助かります。

ニコライ堂は昔のままです

三省堂書店は現在建て直し中で更地になってます。2026年オープン予定。

まだ残暑厳しいですが8月の酷暑ほどではないので気軽に散策できるようになりましたね。

三体

koishiです。今年の夏休みは家にこもって話題の三体ⅠⅡⅢを読了。評判通り非常に新鮮で読み応えのあるSFでした。名作、2001年宇宙の旅~3001年終局への旅、を読んだときのようなスケール感で読者を過去から未来へタイムスリップさせてくれる見事な内容です。展開が予測不可能で一気に惹きつけられました。

現在シーズンⅠがドラマ化されてますがアマプラで公開中の原作を基本にしたテンセント版とネトフリ版の2バージョンがあります。ネトフリ版はまだ見てないのですが原作とは違ったテイストのようでそれはそれで面白いかもしれません。

こうなるとⅡ、Ⅲのドラマ化が待ち遠しいですが特にⅡからⅢに進むにつれてかなり先の未来が描かれるので映像化のハードルはかなり高そうですね。期待して待ちましょう。

プラントベースうなぎ 【謎うなぎ丼】

連日酷暑が続き、夏バテ気味なitoです。
この時期、日本では土用の丑の日があり、街のあちこちでうなぎ・鰻丼・うな重などの文字を目にします。
とはいえ鰻は年々価格が高騰しており、そうそう気軽にいただけるものではないですね。

昨年私が注目した物の一つに日清がオンラインストアで限定販売し、わずか1分で売り切れた冷凍食品『プラントベースうなぎ 謎うなぎ』があります。
これは同社の「カップヌードル」に入る「謎肉」で培った大豆たんぱく加工技術を応用し作り上げた「鰻もどき」で、限定でネット販売されたものです。
参考サイト:https://store.nissin.com/products/12653?_pos=3&_sid=8b371205d&_ss=r
一見デザインとは無関係な話題のようですが、天然資源の枯渇やフードロスなどの観点からもこういった人工食品の開発は食料供給システムのデザインの一つと考えられるのではないでしょうか。

昨年残念ながら抽選に漏れたので今年も再度オンライン販売に挑みましたが、またもや5000セットが1分以内に完売だったそうです。


失意の中、たまたま近所のスーパーマーケットに開店時間直後立ち寄ったところ、たった一つだけ “日清プラントベースうなぎ 【謎うなぎ丼】” が残っているのを見つけました。
こちらは通販ではなく実店舗販売されているとのことでしたが、期間・数量限定で在庫限りで販売終了だとか。
売っているのを初めてみましたので早速購入してどんなものか試してみました。
サイズはパッケージは日清のカップメシシリーズと同じものですね。
パッケージを開けると中にはフリーズドライ米と謎うなぎが入っており、熱湯を注いで5分待ちます。


その後、付属の山椒風味の特製甘辛たれ(液体)を入れゆっくりよく混ぜて出来上がり。

画像のようにお世辞にも美味しそうな見た目とは言えませんが、「謎うなぎ」は小さいサイズというのもあってそんなに人工的な食感ではありませんし香りや味は鰻丼です。
まあうなぎはタレ味がメインなので、大きな違和感はありませんでした。これだけで満腹にはなりませんが税込み398円ですし、こういうものだと思えばとくに不満はないです。
日清はこの他にレギュラーでカップメシシリーズを展開しており、カレーメシ・ルーローハンなど種類もかなりのものです。

世の中の食文化は多様で食材の鮮度や供給時間が重要視される一方、大量の食料が廃棄されている現状があり、
資源の枯渇や人口爆発、少子高齢化等、格差の拡大などで食料の供給不足が問題となっています。
食は生活の基礎であり、見た目や情緒も大切ですが、こういった食品の生産、管理技術の研究や進歩により多くの場所や人に安定して食料を供給することは重要です。

これからも食とデザインに関する面白そうな話題があれば取り上げたいと思います。

cmf by NOTHING

koishiです。先日から始まったプライムデーで以前から気になっていた NOTHING製品をポチッと購入。

https://cmf.tech/ja-jp

今回のBUDSはNOTHINGの中でも一番のエントリーモデルでセール価格5000円ほど。なので実物はもっとチープかと思いましたが予想を裏切られました。非常に精密な造りできれいにまとまってます。

デザインへの拘りがひしひしと伝わってくる潔いディテールを眺めていると2000年頃のapple製品を初めて見た時のような感覚がよみがえります。(最近こういった尖った製品/メーカーが少ないので余計にそう感じます)

例えばケース側面はよく見ると抜きテーパーがない垂直な面で構成されてます。エントリーモデルでも作り都合を最優先しない姿勢は流石。(スティーブ・ジョブズも垂直な側面にこだわってましたね)

表面の光沢とシボ加工の使い方も効果的で上手く使い分けられてます。

イヤホンを収めるときのマグネットの感触やケースのふたの動作感も非常によくチューニングされてます。

シルバーの丸い部品はストラップホルダー。丸い形状はcmfのブランドイメージとしてロゴや筐体など随所に使われてます。

アプリやインターフェースの動作もスムーズで手持ちのiphoneでも全く不具合なく動作。

こうなってくるとずっと使い続けてきたiphoneからnothing phoneへと乗り換えたくなりますがOSの引っ越しは気が重いのでなかなか踏み切れず… 誰か背中押してくれませんかね。

https://jp.nothing.tech

ハセガワ 「タダノ ラフテレーンクレーンGR-130NL/N クレヴォ mini G4」

ガジェット担当 itoです。この度 弊社クライアントの株式会社タダノ様が製造販売している【ラフテレーンクレーン GR-130NL/N】の1/35スケールモデルがプラモデルメーカーの株式会社ハセガワより発売されました。
https://www.hasegawa-model.co.jp/product/wm08/

■ハセガワ 「タダノ ラフテレーンクレーンGR-130NL/N クレヴォ mini G4」
スケール:1/35
模型全長 … 216mm
模型全幅 … 69mm
価格:6380円(税込)

ハセガワからは同じく1/35スケールの建機・農機シリーズのプラモデルが発売されていましたがラフテレーンクレーンは初めてとなります。
https://www.hasegawa-model.co.jp/item/wm/

従来よりダイキャスト製のタダノクレーンモデルは存在しておりましたが製造数や価格の面からなかなか入手が難しい状況でした。
クレーンに限らず弊社がデザインに関わった製品が大量生産可能なプラスチックモデルとして発売されたのは今回が初めてです。

すでにネット上ではこのプラモデル制作状況の記事も上がっており、精度や内外装の再現度などかなりのレベルで仕上がっているようです。
弊社でも早速実物を購入したので制作してみようと思いますが、まずは開封の様子からご紹介いたします。


290×190×110とスケール1/35とはいえ箱のサイズも立派なものです。また箱絵は専門家が担当したとのこと。


袋分けされた樹脂パーツが3個と透明樹脂パーツ、ゴムタイヤ、デカール類、説明書が入っています。引き続き組み立ての状況などアップしたいと思いますのでお楽しみに。

なお、ハセガワの公式ブログでは開発途中のテストショットなど珍しい記事も公開されていますので興味あれば御覧ください。
https://www.hasegawa-model.co.jp/wm08b/

マルチェロ・ガンディーニ

koishiです。昨日、マルチェロ・ガンディーニ氏が亡くなりました。スーパーカーブームの中心的デザイナーで巨匠ともいえるその功績はすでに皆様ご存じかと思います。なんといっても一番有名なのはあのカウンタックなのは間違いありません。LP400は今見ても衝撃的です。

しかし個人的に一番好きなのはのランチア・ストラトス。あのウエッジシェイプの形状とアリタリアカラーが見事にマッチしたストラトスがラリーを走り抜ける様はいつ見てもしびれますね。

心からの感謝とご冥福をお祈りします。