動画生成モデル「Sora」

koishiです。先ほどOpenAIが動画生成モデル「Sora」公開しました。

もっと先の未来かと思ってましたがもう現実になってしまいましたね。まだ少しおかしいところはありますがすぐに実用レベルになるでしょう。

なぜ東京なのかはとりあえず置いといて、若干ハリウッド映画の風景みたいな感じがするのは映画や外国人がイメージする東京を学習しているからでしょうか。

現時点でのクオリティがこれほどの物であれば10年後どうなっているかが楽しみです。

心のレンズ

アートイベントマニアの山中です。天王洲アイルにある寺田倉庫が運営するWhatで「心のレンズ」というアートイベントを見てきました。「心のレンズ」だけではどんな展覧会が分かりませんね。若きコレクターの竹内真氏が収集したアート作品や家具を展示するイベントです。

竹内氏はビズリーチの創業者だそうです。コレクターになったきっかけは、ピカソの小さなドローイングだそうですが、今回展示されたのはほとんど現代アートと家具でした。

タイトルにあるように竹内氏の「心のレンズ」を通してセレクションしたのでしょう。

会場に入った正面にピエール・ジャンヌレがデザインした椅子を使ったインスタレーションが展示されていました。

ピエール・ジャンヌレはコルビジェの従兄弟だそうです。インスタレーションに使用された椅子はコルビジェがインドで行った都市計画のために、ジャンヌレが当時のインドで現地生産出来るデザインにしているそうです。やや大ぶりに感じるデザインも意味があったわけです。

デスクはコルビジェ、椅子と奥に見える棚はジャンヌレのデザインです。

この展覧会で初めて知ったブラジルの建築家、オスカー・ニーマイヤーのロッキングチェア。なんと日本の天童木工ブラジル工場で製作されています。

椅子もコーヒーテーブルもジャンヌレデザインです。

椅子以外のペインティングや立体造形も展示していました。

若いコレクターらしく、現代アートを中心にコレクションを広げているようです。「心のレンズ2」もありそうですね。

寺田倉庫はアート作品を預かるサービスもしていることを知りました。勘繰れば寺田倉庫がプロモーションをしたかったのかもしれません。寺田倉庫WHAT、これから期待できるギャラリーだと思います

飯田橋に良品計画本社


koishiです。ゼノデザインの周辺にはオフィスビルがたくさんあり大手メーカーさんのオフィスも数多くあるのですがコロナやテレワークの影響もあってここ最近かなり入れ替わりが進みました。そのためいつの間にか違う会社になっていたなんてことが頻繁にあります。

そうした中、先日すぐ近くのビルにあの良品計画本社が池袋から飯田橋に移転してきました。(特にお取引がある訳ではないのでこれといって弊社に影響はないのですが…)

とはいっても無印良品がデザイン業界に与えた影響は計り知れないものがあるのでとても感慨深いものがあります。
学生の頃、発祥の地、青山一号店によく訪れてました。ブランドや個性を押し出すことが当たり前の時代にこれほど尖ったコンセプトを実現し、成功したことに非常に感銘を受けたものです。

ジャスパーモリソン デザインのスツール。
(表立って表示してませんが実は多くの無印製品には著名なデザイナーが携わってます)
鳩時計。筐体は樹脂ではなくMDFボードの張り合わせで作られているため家具のような独特な雰囲気。
自宅で毎日活躍中のテーブルとコロコロ。
傘立てにもなるごみ箱。
現役で稼働中の15年物の電子レンジ。ハンドルの潔さに無印の特徴がよく表れてます
スーツケースはあの深澤直人デザイン。
最近ではローソンでも取り扱っている人気のお菓子やカレー等の食品。個人的No1は抹茶バウム

改めて周りを見回してみると上記のほかにも服やバッグ、食器、文具等、自分の周りいたるところに無印製品….  今まであまり意識してませんでしたが考えてみれば軽く30年以上お世話になってる貴重なブランドでこれはもう無印良品が人生の一部といっても過言ではないですね。今後とも末永くよろしくお願いします。


麻布台ヒルズ:2

麻布台ヒルズその1からの続きです。それではタワープラザ内に行ってみます。

鬼のような板金構成。
タワー内は広々として見通しがよくすっきりしてますがディテールはかなり立体的。

タワープラザ内の吹き抜け。一見シンプルですがかなりの3次元曲面で構成されてます。しかもつなぎ目がほとんど見えない….(どうやって施工した??)

石もしくはコンクリのような素材でできてますがかなり薄く軽快なイメージに成形されてます。

何気ない壁面もドレープ状に立体成型されてます。

今回のお目当てでもあるコンランショップ。ゼノデザインが新宿の近くにあったころはよくパークタワーのコンランショップに訪れてました。やはり普通の家具店とはレベルが違うので置いてある商品はもちろんのことディスプレイから店内の音楽まであらゆる要素が非常に勉強になります。

そのほかにも個性的で見どころの多いショップが多く入ってます。

スエットや靴下で話題のファミマ。衣類や雑貨が豊富でセレクトショップのようなイメージ。

麻布台ヒルズのデザインや造りこみのこだわりは公式サイトに詳しく掲載されてます↓

https://hillslife.jp/innovation/2023/10/31/dx-in-construction/

https://hillslife.jp/lifestyle/2024/01/26/architectural-details_1/

麻布台ヒルズ:1

koishiです。所用のついでにいい天気なので去年オープンした話題の最新スポット、麻布台ヒルズを視察してきました。

なんといっても一番の特徴はデザイナー、トーマス・ヘザウィックによるネットフレームと呼ばれる曲線状のフレーム。主材はコンクリートで全て型枠を作って造形されたとのこと。これだけ複雑で大がかりなものを全て型枠で製作って、恐ろしい作業量です。

麻布台の地形をイメージしたその独特な景観デザインにより賛否両論いろいろな意見出てますがこの周辺は六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、虎ノ門ヒルズと密集しているので差別化を図るためにこれくらいインパクトのあるデザインが必須だったのではと思われます。他とは違う空間の演出という点で考えればアリなのではないでしょうか。なにしろ都心はいたるところ建築ラッシュで似たような景観のビルがたくさんありますからね。

まだ各所造成中のため芝生内は入れませんでした。
いわゆる屋台もどうやって作ったのか聞きたいくらいのすさまじい造りこみ。
この曲線よく作りましたね。普通この手のデザインはアイデアスケッチ段階で却下されるレベルです。
一瞬このドアどうやって開くのか悩みました(おそらくスライドドア)
サインはアルミ鋳物

オープンは2023年11月で中央のタワープラザは完成してますが周辺はまだ開発途中な部分もあり現在も工事が着々と進行中です。そのため土曜日でもまだ人もまばらで見やすく空いてました。チームラボやハイブランドのショップが今後続々とオープンの予定です。

さすが麻布、訪れている人もおしゃれです。

その2に続きます→